推薦者一覧
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容 (@詩架)(1) 綺鱗舎(2)

第0回試し読み会感想さんの推薦文一覧
とにかくすごかった。
京都の町中の描写、これがまずとてもリアルだった。
出てくる土地の描写ひとつひとつがその土地の空気を醸し出していて、
ぐんぐんと引き込まれた。
とにかく、文章が上手い。
丁寧に淹れた日本茶みたいだった。

「飛鳥国」の設定なんかはファンタジーに思えるのだけど、
語り口も相まって、「神話」と呼ぶのが良いように思う。
(個人的には大江健三郎の作品の構成を思い起こした)
国を出てふたりだけの国を作るという行為、
そういう夢を持てるようになった全に幸あれ。

本当に濃密で、きちんと始まり閉じた、すごい一冊だった。
とりとめない文章だが、多くの人にすすめたい本であると、
最後に今一度お伝えしたい。
タイトルともだちの国
著者にゃんしー
価格600円
ジャンルJUNE
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A−Zで何が紡がれる?
独特のリズムで紡がれる
26種の詩、のような不思議世界。
意味が分かるか?と言われれば
そうでもなかったり。
ただ声に出したいものもあったり
何度も読むとその度に新しかったり。
タイトル地獄に落ちる為の26のメソッド!
著者弍杏
価格400円
ジャンル詩歌
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カバンにしのばせて開きたい小さな世界
写真も文も本のつくりも
この作品をひとつの世界にしている要素です。
物語部も写真詩も
ひとつの小さな全てで、ふとした待ち時間、
恐い夜、何もしたくない昼下がりに
開きたい気分になる本です。
タイトルあの夏の話をしよう
著者実駒
価格100円
ジャンル詩歌
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身近に感じる恋愛
ファミリーレストランで出会う2人。
お互いを意識しながら少しずつ距離を縮める。
不器用ながらのストーリーは現実にある自分を重ねる人もいるかもしれない。
流れる普通の恋愛話が読みたい方はオススメ
タイトル真夜中のころ
著者高梨 來
価格400円
ジャンル恋愛
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ツンデレ好きにはたまらないシリアスBL
とにかくキャラクターが魅力的!!
会話のテンポもよくて、生き生きしてる。
最初はツンツンしてた周が
どんどん忍にハマっていくのがめっちゃツボでした。
タイトルほどけない体温
著者高梨 來
価格900円
ジャンルJUNE
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テンション高め
内容が内容なのにあっさりとテンション高めで
進行する物語、キャラクター。
ゆるいのにギリギリ。
ギリギリなのに何故か不安さはないという
そんな空気が楽しいです。
これ以上ない程に完結していますが
また別の物語でこの二人を読みたくなります。
タイトルそれはいわゆる死亡フラグというものでして。
著者夕凪悠弥
価格500円
ジャンルライトノベル
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竜をめぐる愛憎劇
少女たちに竜を召喚させるための施設を舞台に、
それぞれの登場人物たちのプライドや、愛や、陰謀が絡み合い、
大きなうねりとなって収束していきます。

人と竜。誰もが強い想いを持ち、皆がただ、自らの信念感情に従ってまっすぐにぶつかり合う。
そんな登場人物たちには否応なしに惹き込まれますし、
彼ら彼女らが巻き起こす激しい展開には胸を揺さぶられます。

ファンタジー世界で繰り広げられる激情のぶつかり合い。
一読の価値があると思います。
タイトル輝く瞳に夜の色
著者木村凌和
価格100円
ジャンルファンタジー
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爽やかな喪失
シンプルだが凝っている装丁にまずひかれる。
「雲曳きの配達人」の奥行きのある世界観や、
「いざよいの夏」のころりと明らかになる設定が、
いずれも無理なく自然に描かれていて、魅力的だった。
展開する物語の描写も、非常に丁寧で読み進めるのが楽しい。

何かを失った/何かが失われたけれど、
それでもなお続いていくもの、
というのがテーマにあるように感じた。

前へ踏み出す希望を秘めた喪失がとても心地良い一冊でした。
タイトルヴェイパートレイル
著者凪野基
価格300円
ジャンルファンタジー
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飛べるさ。
「いざよいの夏」「ピートの葬送」「雲曳きの配達人」「宇宙船のクジラ号」の
4つの短編からなる一冊。
どれも面白くて、すごく好きで、まとまった推薦文が書きにくいのだけど。
ただ音楽や夏、アンドロイド、飛行機乗りを通じて
見えるのは青い空と、どこまでの伸びる美しい飛行機雲。
「人を飛ばすのは人の想い以外にない。
飛びたいと思う心、飛ばせたいと思う心、飛べるはずだと思う心」
その言葉はそのままどう生きるべきかという操縦桿に他ならない。
タイトルヴェイパートレイル
著者凪野基
価格300円
ジャンルファンタジー
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