白昼社執筆陣

「をとめとかげ」

こみやすなほ、泉由良+馬場めぐみ(ゲスト歌人)

「をとめとかげ」

(編集より)

こみやすなほと泉由良が互いに短歌とその返詩を制作した7首や、
「裏庭の紅き天窓」を軸に展開する、共通テーマの短歌。

こみやすなほ「乙女と影」、泉由良「乙女とかげ」に加え、
第五十四回短歌研究新人賞を受賞した馬場めぐみをゲストに迎えた「少女の残像」と、
充実した内容の短歌アンソロジィ。

おとなになってゆく途中でふと振り向いたらきっとそこには佇む少女が見えて、
それは、無数の薄紙で重なりあった今のわたしからすべり落ちた、
破片のようなものなのでしょう。
「少女」をいつまでたずさえているかは分からないけれど、
忘れたくない。

表紙(画・オニバ作)がとても良いです。



ご購入の方法:白昼社より通信販売 /
  大阪、中崎町のBooks DANTALIONにて

[A6版文庫本サイズ 400円]




※「をとめとかげ」第1版をご購入下さった方へお詫びとお知らせ→


Books Page













お詫びとお知らせ

「をとめとかげ」第1版の馬場めぐみ氏の短歌の掲載におきまして、訂正がございます。

訂正箇所:「少女の残像」馬場めぐみ
第9首め
  握る手の温度で君に溶けていけ そもそもこれが正しいみたいに
第10首め
落ちる花びらに振り向く こぼれたのは私だけでもきみでもなくて

これら2首について、訂正致しますと同時に謹んでお詫び申し上げます。

                  白昼社編集